河豚にあたって死にそこなった 怖~いお話

フグちりの季節です。

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フグと言えばテトロドトキシンです。ワタシ的にはね・・・

フグの毒はテトロドトキシンといい、神経毒です。
300度以上に加熱しても分解されません。
致死量は2~3mgで、経口摂取では青酸カリの850倍の毒性を持つと言われます。

麻痺
 舌、唇、指先のしびれ
頭痛・腹痛・嘔吐
 歩行や発声の困難

処置方法、
   毒を口から吐き出させる。
  人工呼吸

テトロドトキシンの解毒方法は現在見つかっていません。
ただし、適切に処置すれば救命率は高いといわれます。
と、確か調理師の試験を受けた時に勉強したっけな。
で、適切な処置って何?
まあ、一般のフグ料理屋では肝は供されませんし、ふぐ調理師によって
適切に処理されているのでまず安心です。

今は亡き父は大のフグ好きで、幼い頃からフグなべをよく食べているのを見ていました。
いつしか私も好きになり、子供のくせにフグはウメーなどと知ったふりをしていました。
学生の頃も同じ歳の彼女とのデートでは分際もわきまえずに有楽町の銀座大雅や、
店名は忘れましたが浅草あたりで良く一緒にフグを食べ歩きました。
アノ娘も何故かフグが好きでしてねえ~、実は・・・
まあ、それはおいて置いて、父の食べるフグなべの中には時々
禁断の肝が入っておりました。
フグの種類はその時によって違いましたが、トラフグかショウサイフグが多かったかな。
トラフグのときは入っていませんでしたが、ショウサイフグのときは
よく肝が入っていましたが肝の毒にはあたった事は父もワタシも一度もありませんでした。
その肝は事前に包丁でいくつかに切り分け、
肝の中の細い血管部分は爪楊枝の先で取り去り、
流水に長時間さらされておりました。
それがオマジナイだったようです。
オマジナイですので科学的根拠はありません。

肝といってもそのまま、大量に食べるわけではなくナベに入れると
肝から脂が溶け出し縮んでしまいます。  その溶け出した肝の脂とエキスが
ナベ汁の表面に浮かび、身や野菜にしみ込み、より一層美味くなります。
当然、あとの雑炊は格別に美味しいですね。
私の父は高級すし店や料理屋に「まぐろ」を卸す仲買業の仕事をしていたので
その関係で、季節になるとフグを仲間からの差し入れでよく頂いていたのです。
父は調理出来なかったので、すでにさばかれた身とアラ、皮、肝とに
下ごしらえされて届きました。  

アレは私がまだ二十歳代半ばの頃・・・・

                       To Be Continued      
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by marierit | 2010-01-22 23:03 | その他 | Comments(0)