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厄が落ちた? いや、厄で落ちた!

昨日、川崎大師へ行ったこともあり思い出したことを・・・

私は信心深い人間ではないのですが、
厄年というものはあるみたいですね。
男性の場合は、厄年は数え年で25歳、42歳、61歳
という事になっているようですが、
25歳の時は河豚に当たって死にかけました。
42歳の時は高さ6m程の屋根から落ちて死にかけました。
さて、61歳はと言うとあと7~8年程ありますが・・・
次は何が起こるかと思うとワクワクしちゃうョ。
いや、ビクビクしちゃうョ。

42歳の時 
あれは11月の寒い日、
仕事でお客さんの製餡工場へ出向いた時でしたねエ。
機械の調子が悪いと言うので調べる事にしました。
大きな冷蔵庫を冷やす冷凍機の修理です。
その機械は屋根の上に設置されており、長梯子が
あればすぐに見る事が出来たのですが、あいにくハシゴが無い。
しょうがないので反対側の住居のベランダから
行く事にしました。 ベランダの柵を乗り越え
工場側の屋根に乗りました。 そこの部分の屋根は
一部波型のスレートで葺いてあり、トタンの屋根側に行くには
5mほどスレート屋根を通らなければ行けません。
(スレートとは薄い瓦で叩くとすぐに割れます)
下地の鉄アングルの通っている場所沿いに、イヤイヤながら
ゆっくり足を進めました。(ココを通れば一応安全なハズ)
ところが半分ほど行ったところで厄がふりかかりました。 
鉄アングルが下からの蒸気で腐っていた場所があり、
そこのアングルが折れ、スレートも踏み抜いてド~ン!
私の体重70kgを支えきれませんでした~。

一瞬、足元が揺れたかなと思ったら、
スローモーションで自分が落ちて行くのがわかりました。
そして、落ちたのは豆を茹でる高さ2m、幅1,5m程の寸胴の
ステンレス製の大鍋の上。 その日は偶々、鉄板の蓋がしてあり、
その鉄板の上に右のお尻から落下し、バウンドして今度は
土間の上に右肩から落下、同時に右のコメカミ辺りをかなり強打。
暫くはその体勢で動けませんでしたが、気は失いませんでした。
気を取り直して起き上がるが頭がジワ~ンジワ~ンしている。
右腕が動かない。 臀部も痛い。
上を見上げると自分が踏み抜いたスレートの穴が直径1mほどで
ポッカリと開いていました。 工場なので天井が高く、
普通の家なら2階の屋根位の高さでしょう。
もしも、その日が定休日でなく工場が稼動中であったなら、
グツグツと煮え滾ったアズキの中にドブ~ン。
または、鍋の縁で股裂き状態か。 いずれにしても何らかの後遺症は
免れなかったか、あるいはこの世とサヨナラでした。
不幸中の幸いで?鍋に蓋がしてあったお陰で?それは免れました。
救急車を呼んで貰うのもカッコ悪いので、つとめて平静を装い
病院へは自力で行きレントゲン他検査をしてもらいましたが、
臀部打撲、右側頭部打撲、右肩脱臼で
1週間ほどは仕事が出来る状態ではありませんでした。

結局は自分の不注意、おおちゃくが招いたミスでした。
大事には至らなかっただけでね。 
え~、私のお尻の右ポケットにはいつも財布がいれてあります。
その財布の中にはコレを忍ばせてあります。
そう、このお守りが入った所から着地したんですね~。
厄が落ちた? いや、厄で落ちた!_e0113977_21184571.jpg



その年の正月には川崎大師の厄祓いを受けていた事は
言うまでもありませんが、その後も毎年欠かさず参詣し、
この2枚のお札はいつも財布の中に。 
今年も新しいものに替えました。

25歳の時、河豚の肝で死にかかった話はまたいつか。
by marierit | 2008-01-14 21:19 | その他

Okimuとは子供の頃のニックネームなのです

by marierit
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